Data Explorer
Data Explorer
Data Explorer ページでは、接続されたデータソースに対して基本的なクエリを実行し、データモデルを確認し、Derived View を作成することができます。
Data Explorer は次のような場合に有用です。
- データソースが正しく接続されているかどうかを確認する
- データソースで利用できるカラムとデータ型を調べる
- 手動またはAI クエリジェネレータを使用して、データソースから特定のデータを検索する
Data Explorer を開くと、インターフェースの左側にナビゲーションペイン、右側にクエリエディタが表示されます。右矢印をクリックすると、コネクションのスキーマのリストが表示されます。コネクションにスキーマが1つしかない場合、スキーマはすでに開かれ、スキーマ内のテーブルのリストが表示されています。スキーマが複数ある場合は、目的のスキーマを開いてテーブルのリストを表示します。
クエリの作成および管理
クエリエディタを使って、クエリを作成・編集・保存することができます。
クエリの作成
Data Explorer を使用してクエリを実行するには、次の手順に従います。
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Select a Connection をクリックして、コネクションのドロップダウンメニューを表示します。
- コネクションを選択します。利用可能なすべての項目が左のカラムに表示されます。
- 実線のテーブルアイコンは、テーブルを示します。
- 破線の四角いアイコンは、ビューを示します。
- アイテムの右側の青いアイコンは、アイテムがキャッシュされていることを示します。詳しくは、Caching を参照してください。
- クエリしたいデータを選択します。AI クエリジェネレータを使用する場合は、AI ジェネレータヘルプを参照してください。
- テーブルやビュー全体を選択するクエリを作成するには、左のカラムからクエリエディタに項目をドラッグします。あるいは、テーブルまたはビューの横にある三点リーダー(縦)をクリックして、結果の場合はQuery を、メタデータ情報の場合はView Details を選択します。
- 特定のカラムを選択するには、クエリを実行する項目の横にある展開矢印をクリックします。続いてカラムをクエリエディタにドラッグします。
また、クエリエディタでSQL 構文を使って手動でクエリを入力することも可能です。CData Connect Cloud には、SQL 構文の入力をサポートするオートコンプリート機能があります。
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Limit フィールドに、返したい結果の数を設定します。デフォルトではリミットは100ですが、1,000まで設定できます。
- クエリを実行するには、Execute をクリックします。
クエリを実行すると、Results セクションに読み込み中のアイコンと経過時間が表示されます。読み込み中のアイコンは、クエリのタブにも表示されます。
経過時間が5分を超える場合は、CData サポートまでお問い合わせください。
クエリの実行が終了すると、クエリエディタの下に結果が表示されます。Details セクションにはクエリによって返されたメタデータが表示され、Results セクションにはクエリによって返されたデータが表示されます。ページ下部のフィールドで、ページをスクロールしたり、1ページあたりの検索結果数を調整したりできます。また、テーブルの詳細および結果のカラム幅を調整することもできます。
クエリでエラーが発生した場合、クエリの上にエラーメッセージが表示されます。エラーアイコンは、クエリのタブにも表示されます。エラーの詳細については、Learn More をクリックしてください。
クエリの編集
クエリの実行後、次のタスクを実行できます。
- クエリエディタにクエリパラメータを入力し、手動でクエリを変更。
- Clear を選択し、表示されるプロンプトでOK をクリックしてクエリエディタをクリア。
- 新しいテーブルまたはカラムをクエリエディタにドラッグし、表示されるプロンプトでOK をクリックして、新しいクエリを作成。
クエリの保存
Data Explorer では、クエリを保存しておくことができ、後からクエリパラメータを再入力することなくクエリを呼び出すことができます。
クエリを作成し正常に実行すると、Data Explorer ペインの上部にあるSave ボタンが利用可能になります。クエリを保存して後でアクセスするには、以下の手順に従います。
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Save をクリックしてSave Query ダイアログを開きます。
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クエリの名前を入力し、Confirm をクリックします。
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Data Explorer Saved Queries メニューが開き、新しく保存したクエリがリストに表示されます。
保存されたクエリの使用
保存されたクエリは、Data Explorer のナビゲーションペインにあるSaved Queries フォルダから利用できます。保存されたクエリを実行するには、クエリ名の横にある三点リーダー(縦)をクリックし、Query を選択します。保存されたクエリの内容がQuery Editor に入力され、Execute をクリックして結果を取得できます。
Note:メタデータを含むDetails タブは、保存されたクエリの実行時には使用できません。
三点リーダー(縦)をクリックすると、保存されたクエリの名前を変更したり削除したりすることもできます。
Derived View の設定
Data Explorer のDerived Views 機能を使用すると、コネクションから動的に入力されたデータ結果を返すクエリを作成して保存できます。保存したDerived View はクライアントツール からクエリでき、コネクション内のデータが変更されると結果が自動的に更新されます。
Note:Derived View を作成または変更できるのはCData Connect Cloud の管理者のみです。クエリユーザーは、管理者が作成した保存済みのDerived View をクエリできます。
Derived View の作成
新しいDerived View を作成するには、次の手順に従ってください。
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Data Explorer テーブルの上部またはDerived Views タブの上部にあるCreate Derived View をクリックします。Create Derived View ダイアログが表示されます。
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View Name フィールドにDerived View の名前を入力します。これは、保存されたDerived Views のリストに表示される名前です。
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Query フィールドにDerived View のクエリを入力します。クエリフィールドに既存のクエリがある場合は、ここに自動的に入力されます。必要に応じて、変更または削除できます。
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Confirm をクリックし、Derived View を保存します。
クライアントツールからDerived View へのアクセス
クライアントツールからDerived View にクエリを発行する場合、Connection またはDatabase の値をCData に設定します。次の構文は、Derived View にアクセスするための正しい完全修飾構文を示しています。
SELECT * FROM [CData].[DerivedViews].[SampleDerivedView]
上の例の[SampleDerivedView] の値には、Derived View の名前を入れてください。
Data Explorer からDerived View へのアクセス
Derived View を作成すると、Data Explorer のDerived Views のリストに表示されます。リスト内のエントリの横にある三点リーダー(縦)をクリックして、オプションのリストを開くことができます。
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クエリを実行するにはQuery をクリックします。Derived View の内容がData Explorer のクエリビューに表示され、Execute をクリックしてクエリ結果を表示できます。
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メタデータを返すにはView Details をクリックします。このアクションは自動的に実行され、結果がDetails タブに表示されます。
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Derived View の名前を変更するにはRename を、リストから削除するにはDelete をクリックします。
Derived View の編集
Derived View のクエリを編集するには、上記で説明した方法のいずれかを使用してアクセスします。Derived View を開いた状態で、クエリフィールド内のテキストを必要に応じて編集し、Data Explorer 上部のSave Changes をクリックします。
Derived View の名前を変更するには、リスト内のエントリの横にある三点リーダー(縦)をクリックしてRename を選択します。表示されたダイアログに新しい名前を入力し、Confirm をクリックします。
Derived View の削除
Derived View を削除するには、リスト内のエントリの横にある三点リーダー(縦)をクリックしてDelete を選択します。表示される確認ダイアログで、再びDelete をクリックします。
Note:Derived View を削除しても、ソース内のデータには影響ありません。