AI Generator
AI Generator
CData Connect AI Generator は、プレーンテキストプロンプトから実行可能なSQL クエリを作成します。CData Connect のConnection からデータに関する質問をするだけで、人工知能(AI)が生成したすぐに使えるSQL クエリを受け取ることができます。AI Generator はデータモデルを理解し、データソースのテーブルメタデータに基づいてクエリを生成します。
これにより、通常クエリ作成に費やされる手作業の時間が短縮され、SQL クエリの作成プロセスがスピードアップします。AI Generator は、CData Connect で接続されているあらゆるデータソースに対する複雑なクエリを管理します。
前提条件
AI Generator を使用する前に、CData Connect 内でコネクションを適切に設定する必要があります。コネクションの設定について詳しくは、Connections を参照してください。AI Generator 内にある、事前に作成されたコネクションを選択してクエリを実行できます。
AI Generator
ジェネレータにアクセスするには、Data Explorer ページ右上にあるAI Generator をクリックします。
AI Generator をクリックすると、右側に以下のようなオプションペインが開きます。
以下の手順に従って、AI Generator を設定します。
- Connection リストからCData Connect コネクションを選択します。
- Tables リストから、クエリを実行するテーブルを選択します。
- SQL Prompt テキストボックスに、データに対して実行するクエリを説明するプレーンテキストの説明を入力します。
- Generate SQL をクリックします。AI によって生成されたSQL ステートメントが、コードボックスに表示されます。
- Execute をクリックします。データエクスプローラーのSQL ボックスにクエリがコピーされます。Copy をクリックしてSQL クエリをコピーし、手動でペーストすることもできます。
- 再度Execute をクリックして、データに対してクエリを実行します。結果は、データエクスプローラーのSQL ボックスの下に表示されます。
セキュアなクエリ生成
コネクションを選択すると、そのコネクションで使用可能なテーブルがTables リストに追加されます。入力されたプレーンな文章は、選択したテーブルのメタデータ(カラム名のみ)とバンドルされ、プロンプトとしてMicrosoft Azure OpenAI エンドポイントに送信されます。セキュリティ上の理由から、このメタデータ以上のデータはAzure に送信されません。サービスがSQL クエリを生成し、CData Connect に返します。SQL が生成されると、メタデータは破棄されます。
Tokens
大規模言語モデル(LLM)アルゴリズムは、リクエスト内の文字をトークンに変換することによって、データをモデルに送信します。必要なトークンを計算することで、CData Connect はリクエストの複雑さと、リクエストを完了するために必要な処理能力を判断します。一般的に、トークンは4つの文字で構成されます。
SQL Prompt テキストボックスの下部(右下)に、各クエリで使用するトークンの合計数が表示されます。このモデルは、単一リクエストで1クエリあたり4000 トークンを処理できます。これには入力と結果の両方が含まれるため、入力に2000トークンの制限をかけています。各ユーザーは、ひと月30件のリクエスト送信できます。つまり、各ユーザーはGenerate SQL を合計30回クリックすることができます。タイムアウトのようなネットワークエラーに起因するリクエストはカウントされません。無効なプロンプトによって発生したエラーは、月次クレジットにカウントされます。この制限は毎月リセットされますが、未使用のリクエストは繰り越されません。
Note:このモデルには1分あたりの処理能力があります。複数のユーザーが同時にリクエストを送信した場合、サービスが停止したり、応答の送信に余分な時間が必要になったりする可能性があります。
データプライバシー
CData は、お客様のプライバシーを非常に重要なものと考えています。AI Generator の目的でCData Connect とMicrosoft Azure OpenAI の間で共有されるデータは、機密保持され、適切に廃棄されます。詳しくは、利用規約を参照してください。