Excel Desktop
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このページはExcel Desktop 用のCData Connect Cloud アドインをインストールおよび設定する手順の概要を説明します。インストールが完了すると、Excel Desktop はCData Connect Cloud アカウントに接続されたデータソースからデータを取得できます。
Note:CData Connect Cloud でExcel Desktop を設定し、使用する前にデータソースをCData Connect Cloud アカウントに接続する必要があります。詳しくは、接続の設定を参照してください。
また、仮想データセットとDerived View をインポートすることもできます。仮想データセットを作成するには、Virtual Datasetsの指示に従ってください。Derived view を作成するには(管理者のみ)、Derived View の作成の指示に従ってください。
アドインのインストール
Excel Desktop のアドインはCData Connect Cloud のダッシュボートもしくはExcel Desktop からインストールできます。
CData Connect Cloud ダッシュボードから
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CData Connect Cloud ダッシュボードのClient Tools ページを開きます。
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検索フィールドにExcel Desktop と入力し、データソース名をクリックします。Microsoft のCData Connect Cloud Excel アドインをダウンロードするタブが開きます。
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今すぐ入手するをクリックします。プロンプト画面が表示された場合はMicrosoft アカウントでサインインします。
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開始ページでExcel で開くをクリックします。
Excel Desktop 内で、新しいOffice アドインペインが開きます。
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このアドインを信頼をクリックします。
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CData Connect Cloud への接続の手順へ続きます。
Excel Desktop から
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Excel Desktop で新規もしくは既存のワークブックを開きます。
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Excel Desktop のナビゲーションリボンのホームタブを開きます。
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アドインをクリックして、ポップアップウィンドウのその他のアドインをクリックします。
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Office アドインウィンドウでCData を検索します。検索結果でCData Connect Cloud の隣の追加をクリックします。
認証ダイアログが開きます。
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ダイアログの続行をクリックします。
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CData Connect Cloud への接続の手順へ続きます。
CData Connect Cloud への接続
Excel Desktop のアドインをインストールしたら、以下の手順に従ってCData Connect Cloud アカウントに接続します。
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Excel Desktop のナビゲーションリボンのデータタブを開きCData Connect Cloud をクリックします。
CData Connect Cloud アドインペインが開きます。
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Authorize をクリックします。
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CData Connect Cloud ユーザーおよびパスワードを入力してContinue をクリックします。
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許可を求めるプロンプトが表示されたらAccept をクリックします。
Excel ワークブックの右側にCData アドインペインが表示されます。
接続の設定
まだCData Connect Cloud にデータを接続していない場合は、設定する必要があります。
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アドインペインでSetup Connection をクリックします。
新しいウィンドウには、CData Connect Cloud のAdd Connection 画面が表示されます。
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Excel Desktop に接続するデータ用のコネクタを選択します。
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データ接続文字列を入力します。保存して接続をテストします。
接続に成功したら、データのインポートができます。
データのインポート
CData Connect Cloud からExcel Desktop へデータをインポートするには以下の手順に従います。
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Import をクリックします。
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ドロップダウンメニューからオプションを1つ選択します:Connections、Virtual Datasets、Derived Views。次に、選択した各オプションの手順に従います。
Connections のインポート
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ドロップダウンリストからコネクションを選択します。
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画面の指示に沿ってクエリを作成する場合はQuery Builder を、クエリを手動で入力する場合はCustom SQL を選択します。
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Execute をクリックします。
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プロンプトが表示されたら、現在のスプレッドシートまたは新しいスプレッドシートのいずれかをデータの出力先として選択します。
Virtual Datasets のインポート
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ドロップダウンリストからワークスペースを選択します。
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画面の指示に沿ってクエリを作成する場合はQuery Builder を、クエリを手動で入力する場合はCustom SQL を選択します。
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Execute をクリックします。
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プロンプトが表示されたら、現在のスプレッドシートまたは新しいスプレッドシートのいずれかをデータの出力先として選択します。
Derived Views のインポート
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画面の指示に沿ってクエリを作成する場合はQuery Builder を、クエリを手動で入力する場合はCustom SQL を選択します。
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Execute をクリックします。
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プロンプトが表示されたら、現在のスプレッドシートまたは新しいスプレッドシートのいずれかをデータの出力先として選択します。
データのリフレッシュ
データがインポートされたら、自動で定期的にリフレッシュされるように設定できます。スプレッドシートのデータを手動でリフレッシュすることも可能です。自動更新は、コミットされていないデータを上書きします。データの読み込みだけであれば自動更新は問題ありません。自動更新を有効化済みでデータを書き込む場合は、更新ボタンを使って変更を頻繁にコミットしてください。
自動更新が正しく機能するには、Excel ブックを開いておく必要があります。
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CData Connect Cloud アドインペインでRefresh をクリックします。
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リフレッシュするデータシートのボックスにチェックを入れます。
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手動でリフレッシュするには、Refresh Now をクリックします。自動更新を設定するには、代わりにAuto Refresh をクリックします。
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Auto Refresh Interval で、リフレッシュ間隔を選択し、Set をクリックします。
自動更新間隔は時間単位で設定でき、最小間隔は1時間であることに注意してください。自動更新が失敗した場合、Excel Add-In はさらに2回自動更新を試みます。3回失敗すると、その次の自動更新は、次にユーザーが設定した間隔で試行されます。
クエリを選択してRemove をクリックすることで、更新リストからクエリを削除することもできます。
データの更新
Excel スプレッドシートから元のデータソースに変更をプッシュできます。スプレッドシートを更新するには、データに少なくとも1つの主キーが含まれていなければならないことに注意してください。また、ソースデータを更新するための適切な権限が必要です。
自動更新機能を使用している場合は、データを頻繁に更新するようにしてください。そうしないと、変更が上書きされる可能性があります。
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Excel スプレッドシートに変更を加えます。
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CData Connect Cloud アドインペインでUpdate をクリックします。スプレッドシート全体を更新するか、選択した行のみ更新するかを選択できます。Confirm をクリックします。
データの削除
Excel スプレッドシートから選択したレコードを削除すると、そのレコードが元のデータソースからも削除されます。スプレッドシートから行を削除するには、データに少なくとも1つの主キーが含まれていなければならないことに注意してください。また、ソースからデータを削除するための適切な権限が必要です。
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削除する行を選択し、Delete をクリックします。行内の任意のセルを選択すると、CData Connect Cloud は行全体を削除します。CData Connect Cloud は、指定した行数を削除してもよいかどうかを確認するプロンプトを表示します。
Note:行の削除を元に戻すことはできません。
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削除を続行するにはConfirm をクリックします。CData Connect Cloud は、行の削除に成功したかどうかを表示します。
ログ
LOGS をクリックすると以下の項目を含む直近のクエリが一覧表示されるダイアログが開きます。
- クエリを実行した日時
- クエリ結果(成功 / 失敗)
- クエリの内容とパラメータ
クエリの詳細設定
データをインポートする際、クエリをビルドするためにフィルタ とソート が使用できます。SQL クエリでは、詳細設定オプションのパラメタライズドクエリおよび検索可能なスプレッドシートを使用できます。
フィルタ
フィルタを追加するには、Filters ヘッダーの隣の + をクリックします。+ を再度クリックすることでさらにフィルタを追加することができ、フィルタの横にあるゴミ箱のアイコンをクリックすると、フィルタを削除できます。
各フィルタには以下の3つの入力項目があります。
- Column—フィルタをかけたいカラムをテーブルから選択します。
- Operator—フィルタが実行するオペレーションを選択します。オプション:equals、does not equal、contains、does not contain、less than、less than or equal to、greater than、greater than or equal to
- Value—フィルタ操作の値を表示します。
例えば、AccountValues が$100,000を超えるものを取り出したい場合、Column をAccountValues、Operator をgreater than、そしてValue を100,000 にそれぞれ設定します。この設定をすることでクエリを実行したときにフィルタにマッチした結果のみが返されます。
フィルタのパラメータを入力すると、画面下部のGenerated Query が自動的にアップデートされます。
ソート
クエリ結果にソートルールを追加するには、Sort By ヘッダーの隣の + をクリックします。+ を再度クリックすることでさらにソートルールを追加することができ、ソートルールの横にあるゴミ箱のアイコンをクリックすると、ソートルールを削除できます。
各ソートルールはColumn とOrder(昇順または降順)の選択が必要です。複数のソートルールを追加する場合は、ルールが表示されている順で結果がソートされます。クエリは、最初のルールを最も優先してソートし、次に2番目のルール、といった順番でソートされます。
ソートのパラメータを入力すると、画面下部のGenerated Query が自動的にアップデートされます。
パラメタライズドクエリの記述
カスタムSQL ステートメントでセルを参照することで、動的スプレッドシートを作成できます。Excel Desktop アドインは、ステートメントをパラメータ化されたクエリとして実行します。シート内の値を変更すると、Excel Desktop アドインは新しいクエリを実行します。
検索可能なスプレッドシートの作成
パラメータ化されたSELECT WHERE クエリを使用して、セルを編集するとデータを動的にフィルタリングするスプレッドシートを作成します。次のフィルタ条件は@InputSheet!A2
パラメータを参照します。これは、シートInputSheet
のセルA2
です。@
プレフィックスは、Industry
が必須パラメータであることを示します。
SELECT BillingState, Name FROM Account WHERE Industry = @InputSheet!A2